医療秘書資格試験1級
1級は、準1級よりステップアップして、高度な技能と知識を持ちつつ、複雑多岐な業務を専門的に遂行できることが求められます。
合格ラインは、次の1〜3の分野の合計点数が180点以上で、各分野の正解が60%以上です。
なお、1分野の配点は各100点で300点満点です。
【1】医療秘書実務と医療機関の組織、運営、医療関連法規
医療秘書実務
- 医療秘書として総合的に判断し、高度な専門的技能を持って複雑な業務を遂行する行動能力がある。
- 医療秘書の機能と役割を熟知し、細部にわたって上司の補佐ができ、情報処理に伴うコンピュータの知識がある。
- 包括的な指示によって各種届書、報告書、申請書を作成でき、かつ、書簡文の作成、種々の書類の整理、ファイリングを目的に応じて行うことができる。
- マニュアル化されていない業務において正しい対応ができ、業務全般の改善や連絡調整ができる。
- 上司の職務日程の作成と管理を効果的に補佐することができる。
医療機関の組織、運営、医療関連法規
- 医療機関の目的・組織・機能及び組織運営に関する用語・理論・役割・社会的使命について高度な理論的知識がある。
- 病院の組織運営に関する具体的な記述を理解し、改善提案ができる。
- 必要な情報収集と管理や経営分析について、自主的に処理することができる。
- 社会保障制度全般に対する詳しいな専門的知識があり、福祉や公的介護保険関連の法規をよく理解して適切に応用することができる。
- 民法や医事法の法律用語の知識があり、他の法律等に関連又は競合する場合の取扱を心得ている。
【2】医学的基礎知識、医療関連知識
- 人体の解剖、生理(一部生化学)について広い知識を持っている。
- 主な傷病の原因・症状・治療方法・看護を関連させて理解できる。
- 検査と画像診断、傷病と臓器についての専門的知識がある。
- 患者の病態を把握し、変化を理解することができる。
- 医学、医療用語の広い知識がある。
- 代表的な薬効別薬品名を知り、適応する症状等の知識を持っている。
【3】医療事務
- 社会保険各法及び公費負担医療各法等の療養給付内容について正しい知識があり、作成されたレセプトの内容を事務点検によって不備を発見し、指摘することができる。
- 診療報酬点数表にある各医療行為のうち、広い範囲の医療行為が行われている症例で、複雑な内容のレセプトを作成することができる。
- 社会保険診療報酬明細書審査委員会の意義と審査方針を理解することができる。